<広東省暴動>家も財産も持たない出稼ぎ農民=差別的待遇を改めよ―中国誌

Record China    2011年6月19日(日) 15時33分

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18日、雑誌・瞭望は広東省の暴動について取り上げ、出稼ぎ農民の差別的な待遇が問題になったと指摘した。東南沿海部の農村では既存住民と出稼ぎ農民の人口が逆転した地域も少なくない。写真は南京で仕事を探す出稼ぎ農民。

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2011年6月18日、雑誌・瞭望は、広東省の暴動について取り上げ、出稼ぎ農民の差別的な待遇が問題になったと指摘した。

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広東省潮州市、そして増城市と大規模な暴動が続いた。東南沿海部の農村では既存の住民と出稼ぎ農民との集団衝突事件が起きる頻度が明らかに高まっている。出稼ぎ農民は収入も低く、社会福祉も劣っている。地元政府の差別的待遇こそが対立感情の要因となった。

出稼ぎ農民とはいっても、今では既存の住民と人口は逆転している。もともと人口1000人の村に3〜4万人の出稼ぎ農民が住んでいるケースも少なくないのだ。こうした出稼ぎ農民の中には家族も財産も持たない若者も少なくない。彼らは昼間働き、夜は刺激を求めて街をさまよう。

既存住民と同様の待遇を出稼ぎ農民にも与えること。行動が激化する彼らに守るべき家を与えることが対立を緩和するために必要だ。(翻訳・編集/KT)

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