<中華経済>重慶に西部最大のリチウムイオン電池工場が着工―中国

Record China    2011年6月21日(火) 8時17分

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20日までに、世界最大のリチウムイオン電池メーカーの一つで、深セン立業集団傘下の香港精進新能源有限公司は、重慶市両江新区で新工場の着工を発表した。完成すれば西部地域で最大のリチウム電池製造拠点となる。

2011年6月20日までに、世界最大のリチウムイオン電池メーカーの一つで、深セン立業集団傘下の香港精進新能源有限公司は、重慶市両江新区で新工場の着工を発表した。完成すれば西部地域で最大のリチウム電池製造拠点となる。中国の各メディアが伝えた。

新工場の名称は重慶精進能源リチウム電池産業パークで、総投資額は35億元。完成後には、円筒形リチウムイオン電池を1日10万個、車載用電池を1日32万個生産する計画で、年総産値は70億元を見込む。

同社はリチウムイオン電池のコア部分であるバッテリーセルについて高い技術力を持っており、欧米向け輸出量は業界最大規模を誇る。車載用電池の量産にも成功しており、新工場では1年間に大型EVバス5000台分、EV10万台分、電動バイクや自転車100万台分の電池を生産するとしている。

重慶市はリチウムイオン電池の製造拠点ができることで、携帯電子機器メーカーや新エネルギー関連企業の進出が増えると期待を寄せる。現在市内では、世界最大規模のノートパソコン生産工場の建設が進められているほか、両江新区はEVを中心とした自動車産業の育成に注力しており、市場規模はパソコン用バッテリーが800億元、車載用電池が1000億元と推測されている。(翻訳・編集/JX)

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