Record China 2011年6月22日(水) 11時8分
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ある若い女性会社員の過労死をきっかけに、中国でも注目を浴びている過重労働や残業の問題。残業を完全になくすのはほぼ不可能にしても、過労死問題というものは必ず解決しなければならない。資料写真。
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ある若い女性会社員の過労死をきっかけに、中国でも注目を浴びている過重労働や残業の問題。前回は残業が発生する5大原因について考えてみたが、仕事に忙殺される人よりも残業と無縁な人のほうがやはり幸せだなあ、と時々思う。でも、その感じ方は人それぞれだ。
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残業を完全になくすのはほぼ不可能にしても、過労死問題というものは必ず解決しなければならない。その解決案についても以下3点を考えてみた。
1.まずは法制度の整備
法律は、1日8時間労働を基本的な権益として断固として保障すべき。もし必要ならば、残業時間には上限を設定する。違反した場合は、企業は厳しい処罰を受ける。
2.人間らしい企業文化
就業環境を整え、残業問題を解決することにおいて、各企業はかけがえのない役割を担っている。ヒューマニゼーションを重視した企業文化も必要になる。残業時間を抑えたり、社員のストレスを軽減する職場環境を形成したり、各種研修などを通じて業務効率化を行ったりすべきだろう。
3.ホワイトカラー自身の努力
過労死を防ぐためには、それぞれの個人的努力も不可欠だ。健康管理に気を配り、自分自身の身体を自分で守ること。おおかたの社会人は、身体にどこかしら多少なりの不調を抱えているものだ。明確な病気でなくても、食欲不振・情緒不安定・頭痛・疲労感・神経衰弱・不眠などの症状を呈する場合、医療機関で診察するなり、生活習慣を改めるなり、運動するなりの努力をしなければいけない。時間があれば、ハイキングやアウトドアスポーツに、経済的に余裕があればジムでワークアウトするなどもよいだろう。また、業務効率の向上も工夫すべき。仕事の効率が原因で残業するならば会社や他人のせいにせず、優先順位を明確にして仕事にあたるべきだ。(劉亭/24歳/女性/日系企業通訳)
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