Record China 2011年6月22日(水) 7時29分
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20日、中国でこのほど、就職率の高い大学専攻ベスト5が発表された。1位は民間航空関連で、機械工学、材料科学がこれに続いた。写真は中国南方航空の客室乗務員採用面接。
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2011年6月20日、経済発展目覚しい中国では大学生の就職率も10年ごとに大きく変化する。「各省大学卒業生就職報告」「中国大学卒業生就職青書」などの報告書を比較分析した専門家が「就職率の高い大学専攻ベスト5」を発表した。国際在線が伝えた。
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平均就職率96%と最高だったのは、民間航空関連の専攻。世界の大手航空会社の保有機材数と社員数の平均比率を比較すると、中国の民間航空は今後10年間で少なくとも50万人から70万人の人材が必要になる計算に。北京国際経貿学院付属の民航管理学院は3年連続で就職率トップを誇っている。
2位は機械工学。北京交通大学機械・電子控制工程(電子制御エンジニア)学院の就職率はここ数年92%以上を維持している。機械工学の人材需要は年々増加しており、特に開発能力のある人材は各企業にとってのどから手が出るほど欲しい存在。
3位は材料科学。地理的に有利な条件から、レアアース(希土類)の研究が盛んな内モンゴル科技大学や江西理工大学の同学科卒業生の就職率は90%以上となっている。
4位は会計学で、平均就職率は90%以上。会計士は国営企業だけでなく、外資系企業や民間企業にも必要な存在。会計士には細かい等級があり、ハイレベルになるほど人材不足だという。
5位は物流エンジニア。中国の物流サービス業界は発展段階にあり、輸出入貿易業務や電子取引などの分野で活躍する人材が必要。物流業界では現在60万人の人材が不足していると言われるが、これを専門に学べる大学はまだ少なく、2010年の就職率は90%に達している。(翻訳・編集/本郷)
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