「むしろ固定電話が新鮮で」ケータイに受話器取り付ける若者―中国

Record China    2011年6月22日(水) 17時26分

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20日、急速な経済発展を遂げた結果、中国では全家庭に固定電話が普及するよりも先に、携帯電話が幅を利かせる時代が到来してしまった感がある。そこで誕生したのが「携帯電話しか知らない世代」。彼らにとって、固定電話のデザインはむしろ新鮮に映るようだ。

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2011年6月20日、各家庭に電話が置いてあることが珍しかった時代―実は、中国ではこれはそんなに遠い過去のことではない。つい数年前まで、国内各地の街頭には「貸し電話屋さん」が存在した。しかし急速な経済発展を遂げた結果、全家庭に固定電話が普及するよりも先に、携帯電話が幅を利かせる時代が到来してしまった感がある。そこで誕生したのが「携帯電話しか知らない世代」。彼らにとって、固定電話のデザインはむしろ新鮮に映るようだ。チャイナフォトプレスの報道。

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北京で美容師をしている暁暁(シアオシアオ)は、かなりレベルの高いオシャレさんに見える。それほど高価なものは身につけてはいないが、柄物アイテムの組み合わせ方やヒゲの刈り込み方を見るにつけ、中国人男性としては相当な玄人。コテコテのローカルっぽい袖カバーをあえて合わせているのもご愛嬌だ。

そんな彼にとって、レトロ感たっぷりの固定電話のデザインは心惹かれるものらしい。ネットでは昔懐かしい電話の受話器が20元(約250円)ほどで購入できるといい、それを携帯電話に差し込んで実際に使っているという。この珍奇なアイディア、地元テレビ局の注目も集めているとか。(翻訳・編集/愛玉)

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