今度はプラスチック米、「水に浮く」「つまむと弾力」で発覚―江蘇省南京市

Record China    2011年6月25日(土) 6時38分

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23日、中国江蘇省の南京市で、プラスチック製の偽米が見つかった。「偽シラウオ」「偽麺」に続くプラスチック製食品の登場だ。写真は湖北省武漢で摘発されたニセブランド米の製造工場。

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2011年6月23日、中国江蘇省の南京市で、プラスチック製の偽米が見つかった。「偽シラウオ」「偽麺」に続くプラスチック製食品の登場だ。シンガポール華字紙・聯合晩報が伝えた。

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「プラスチック米」を発見したのは南京市民の金(ジン)さん。スーパーで1袋50キロの「東北米」を買い、早速炊こうとしたところ、釜の中で浮いている米粒がたくさんあることに気が付いた。つまんでみると、プラスチックのような弾力がある。おかしいと思い、検査機関で調べてもらった結果、プラスチック製の偽米だということが判明した。金さん宅ではすでに何日も同じ袋の米を食べており、「もしかしたらプラスチック米を食べてしまっているかもしれない」と怒りを露わにしている。

スーパーに苦情を言ったが、今まで同じような苦情はなかったと言われたという。金さんが買ったのは「賢人」ブランドの東北米だが、袋に記載されているメーカーの住所は江蘇省泰州だった。

中国では最近、様々なプラスチック製食品が出回っており、これまでに「偽シラウオ」「偽麺」などが発覚。火を付けると燃える「偽生麺」は、1袋食べるとビニール袋を1枚食べたのと同じだと専門家は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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