2011年6月23日、中国誌・瞭望東方週刊は「BBC中国語放送消滅の裏側」と題した記事を掲載した。

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英BBCは今年1月、今後6年間で予算を16％削減し、人員の4分の1をリストラすると発表した。同時に英語以外のラジオ短波放送のうち、7言語が停止される。中国語もその一つだ。

中国語放送は1941年にスタート。その目的は第二次世界大戦の戦況を伝えることにあった。その後、イデオロギー的色彩は弱まったとはいえ、世界的なブランド・BBCのラジオ放送停止が持つ意味は小さなものではない。もっとも中国語ニュースの提供自体は継続し、主にインターネットを活用する方針だという。

BBCの経費削減のため、中国語放送が停止されたロンドン。一方で、この街では毎日3時間、中国国際広播電台の英語ラジオ放送が流れている。英国支局の張哲（ジャン・ジャー）氏は「英国、そして全ヨーロッパに多くのリスナーがいる」と胸を張った。（翻訳・編集/KT）