Record China 2011年6月27日(月) 10時48分
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26日、経済学者の茅于軾氏はこのほど、ブログにエントリーを掲載。「米国こそ、中国が目指す調和社会を実現している」と感嘆した。米国で人々の暖かい対応に助けられたことをあげ、中国社会はそうした助け合いを実現できていないと指摘している。写真は中国の建設現場。
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2011年6月26日、経済学者の茅于軾(マオ・ユーシー)氏はこのほど、ブログにエントリーを掲載。「米国こそ、中国が目指す調和社会を実現している」と感嘆した。以下はその概要。
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先日、会議のために米国に行った。会議が終わりホテルに戻る時、タクシーに乗らずにバスに乗ってみた。運転手にウォール街まで行きますかと聞くと、その付近までは行くという。ところが切符は本来、バスに乗る前に買っていなければならなかった。現金での支払いはないという。
困っている私に運転手はとりあえず座れという。そのままバスは進んでいった。しばらくすると、バス停留所でもない場所でバスは止まった。運転手がいうにはここで地下鉄に乗れば、ウォール街にたどりつけるという。見ず知らずの外国人をタダで乗せ、親切に道を案内してくれたのだ。
ボストンでも同様の経験をした。道に迷ってしまったため、老人に道を尋ねると、わざわざ地図を見て行き先を探してくれたばかりか、なんと車で送ってくれたのだ。
俗に中国人は米国で差別されているという。だが私の経験からいうと、みながみな差別しているわけではない。逆に中国はどうだろうか?遠くの街から来た出稼ぎ労働者を人々は助けるだろうか?外国人を、とりわけ黒人や日本人を助けることがあるだろうか?
思うに中国が目指す調和社会とは中国だけの問題ではない。世界的な次元で考えなければならないのだ。海外とは争いが絶えないのに、国内では調和社会を実現する。そんなことがありうるだろうか?(翻訳・編集/KT)
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