「台湾の民主化は中華民族にとっての特別な業績」―馬英九総統

Record China    2011年6月27日(月) 6時23分

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24日、台湾の馬英九総統は、台湾の民主化は中華民族5000年の歴史のなかで、1つの特別な出来事であり、これを大切にしなければならないと発言した。写真は海南省で行われた中台メディア交流会。

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2011年6月24日、台湾の馬英九総統が国際会議の席で、台湾の民主化は中華民族5000年の歴史のなかで、1つの特別な業績であり、これを大切にしなければならないと発言した。人民は多数に従う、少数を尊重する、反対意見を認める、という民主的価値観を忘れてはならないとも述べた。米華字メディア・多維ニュースが伝えた。

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記事によると、馬総統は、孫中山(孫文)の最終目的は民主国家を建てることだったとも述べ、1996年の総統選挙によって台湾の民主化が完成したとの持論を展開した。また、馬総統は最も印象深い出来事として、2008年3月22日の総統選挙で謝長廷氏を破った際、当時のブッシュ米大統領からの電報に書かれていた言葉を読んだ時のことを挙げた。電報には「台湾が自由で民主的な選挙を行ったことを祝う」「台湾はアジアと世界における民主の灯台」などと書かれていたという。

しかし馬総統は同時に、政治と社会における二極化、選挙における不正行為などが存在することを指摘し、台湾の民主主義はさらに成長しなければならないとも述べた。(翻訳・編集/津野尾)

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