香港で豪邸買い漁る中国本土の金持ちに香港中が羨望と嫉妬―中国紙

Record China    2011年6月28日(火) 9時48分

拡大

26日、中国紙は、中国本土の富豪たちが香港で次々と豪邸を買い求めていく様子に、香港市民が羨望と嫉妬と反感を覚えていると報じた。写真は香港。

(1 / 4 枚)

2011年6月26日、中国紙・環球時報は、中国本土の富豪たちが香港で次々と豪邸を買い求めていく様子に、香港市民が羨望と嫉妬と反感を覚えていると報じた。

その他の写真

今年3月、香港で高級住宅の価格が史上最高額を記録。曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は「かなり恐ろしい」という言葉でその高騰ぶりを表現した。最新の統計によると、1000万香港ドル(約1億円)の高級住宅の20%は中国本土の富豪が購入。2000万香港ドルではその割合が約30%、5000万香港ドルで40%、1億香港ドル以上では70%に達した。

中国本土の富豪の間ではこんな言葉が流行っているという。「香港に高級住宅を持っていなければ、金持ちとはいえない」。これが、彼らが香港に大挙する理由だ。香港恒基不動産の李兆基主席はこうした風潮を「女性が手袋を買う時の心理と似ている」と分析する。わざわざ値段が高いブランド物を選びたがるというものだ。

だが、地元香港では中国本土の富豪に対する反発が広がっている。彼らが物件を買い漁るせいで香港中の不動産価格が高騰、こうした動きを制限すべきとの声まで上がっている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携