中国独自の高級ブランドは世界で通用するか、文化価値や趣きがカギ―中国メディア

Record China    2011年6月28日(火) 8時23分

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26日、中国奢侈品協会の羅川秘書長は寧省瀋陽市で開催された高級品展のフォーラムで、ブランドの背後にある国の文化価値を見出すことができれば、中国独自の高級ブランドは世界で通用する可能性があるとの見方を示した。写真は同展。

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2011年6月26日、中国奢侈品協会の羅川(ルオ・チュワン)秘書長は遼寧省瀋陽市で開催された高級品展のフォーラムで、「中国人は国際ブランドと肩を並べる中国ブランドを作り出す能力がある。しかしそれにはブランドの背後にある国の文化価値を見出すことが鍵となる」と述べ、中国独自の高級ブランドが世界で通用する可能性があるとの見方を示した。中国新聞社が伝えた。

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同展には高級車、宝石、バッグなど海外の高級ブランドも多く出展しているが、陶磁器やシルク、仏教用品、書画、民芸品、茶器など中国の伝統工芸品が人気を集めた。ある参観者は「海外ブランドは見慣れてしまった。中国のぜいたく品は特色や味わいがあって良い」と話した。

しかし、世界で成功している中国の高級ブランドが少ないこともまた事実。こうした現状について業界関係者は、中国の高級ブランドを作り出す上で最も重要なのは文化的価値を見出すことで、同時に海外ブランドの運営モデルや管理経験も適宜参考にすべきだと指摘した。(翻訳・編集/TH)

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