2011年6月27日、米華字紙・世界日報によると、夏に差し掛かり、米国を観光で訪れる中国人が増えているが、海外旅行が定着した一方で、その旅行スタイルが個性化してきている。中国新聞社が伝えた。

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あるツアーでは、20人余りの参加者はいずれも30〜40歳の米大型バイク・ハーレーダビッドソン好き。ウィスコンシン州ミルウォーキー市にあるハーレー本社の“聖地巡礼”に訪れ、ごく一般的な観光よりも、中国では入手できないバイクのパーツ購入に意欲的だという。

他にも、中国で米大学のMBAプログラムを受け卒業に至ったが「米国の本校で行われる卒業式に出たい」という40歳の企業家や、有名レストランを巡るグルメツアーなど、これまでとは違った旅行スタイルが定着しつつある。

特に南カリフォルニアを訪れる中国人観光客は個性化が目立つと現地の中国人ガイドは指摘。何らかのテーマを持ったツアーの人気が高まっているという。（翻訳・編集/岡田）