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28日、中国家電量販最大手・蘇寧電器集団は、ラオックスの出資比率を引き上げ、支配株主になると発表した。今後はラオックスの中国進出を本格化させる方針だ。写真は蘇寧電器の店舗。
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2011年6月28日、中国家電量販最大手・蘇寧電器集団は、日本の家電量販店ラオックスへの出資比率を引き上げ、支配株主になると発表した。今後はラオックスの中国進出を本格化させる方針だ。29日、第一財経日報が伝えた。
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蘇寧電器は2009年6月にラオックスの株式を取得していたが、今回、第三者割当増資90億円を全額引き受けたことで、持ち株比率は51%にまで増え、支配株主となった。今後はラオックスの中国進出を強化する計画で、2016年までに北京、上海、広州など25都市で150店舗を展開する方針だ。
蘇寧のライバル企業である国美電器、米ベストバイはいずれも中国で複数ブランドを展開している。単一のブランドしかない蘇寧は差異化が困難だったことから、ラオックス・ブランドを全中国に展開する方針を定めたと見られている。(翻訳・編集/KT)
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