官僚の身内引き立て盛んな中、クリーンな政治制度の確立を目指す

2007年1月22日、「クリーンな政治制度の確立」をテーマとしたテレビ電話会議が、司法部の主催のもとで行われた。それによると2007年、司法部は政治腐敗を根本からなくすため、汚職に対するはっきりした処罰と防止体系を作ろうとしているようだ。共産党の官僚らが職権と職務上の影響力を思うまま利用することに対して、司法部はその防止と処理にさらに力を入れるという。

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司法部は「官僚は自分の家族や親族を特別に優待してはならない。彼らに不正当な利益をあげさせたり、そのための便宜を図ってはならない」と規定している。そして近いうちに、官僚の配偶者や子どもの就職状況を調べて記録し、現存する身内引きたての問題を必ず解決するとしている。

近年中国の官僚の腐敗はひどくなる一方で、汚職事件もたびたび起こり、ことに官僚の配偶者や子どももそれに加担しているため、一般の人々の怒りが大きくなっている。