上半期の映画興収成長は過去5年で最高、愛国映画「建党偉業」などが貢献―中国

Record China    2011年7月2日(土) 15時0分

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1日、中国の今年上半期の映画興行収入が55億元(約687億円)に迫り、同期記録としてはここ5年来で最高の成績を収めた。写真は映画「建党偉業」より。

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2011年7月1日、中国の今年上半期の映画興行収入が55億元(約687億円)に迫り、同期記録としてはここ5年来で最高の成績を収めた。新浪網が伝えた。

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中国メディアによると、6月26日までの国内映画興行収入は53億1600万元(約664億円)だった。さらに6月27〜30日の4日間の興行収入予想を1億1000万元(約14億円)とすると、上半期は約55億元に。同期(年上半期)の記録としては、ここ5年来で最高の伸びを示した。

興行収入アップをけん引する主な要因となったのは、5〜6月にかけて公開された大作映画の数々。「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」「カンフーパンダ2」といったハリウッド映画や、中国共産党創立90周年記念作で、100人を超える中華圏スターが出演した「建党偉業」などが貢献した。中国のシネコン大手・星美国際影城によると、上半期の公開作のうち、大ヒットの指標とされる興行収入1億元(約12億5000万円)超えを達成したのは計18本に上る。

さらに今年下半期には、国産映画ではチャン・イーモウ(張芸謀)監督が南京攻防戦を描いた最新作「金陵十三釵」のほか、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」など約20本の話題作が公開予定。このため、2011年の年間興行収入は100億元(約1250億円)超えは確実、130億元(約1625億円)突破も予想され、史上最高の伸びが期待されている。(翻訳・編集/Mathilda

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