2011年7月1日、中国商務部はこのほど、6月20〜26日のブタ肉卸売価格が前週比4．5％上昇したことを明らかにした。1キログラム当たりの価格は、年初比で30％、前年同期比では68％それぞれ値上がりした。

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消費者の一部からは、スーパーでブタ肉を買うと、最近、脂身が混ぜられることが多いとの不満の声が挙がっている。従業員は「値上がりが速すぎる。小売価格は変わらないので、脂身を増やすなどしてコストを下げるしかない」と話している。

今年5月の消費者物価指数（CPI）上昇率は前年同月比5．5％で、4月の5．3％を上回り2年9カ月ぶりの高水準を記録した。特に食品の値上がり傾向が目立っている。（翻訳・編集/JX）