ピサの斜塔もこれほどには?明代の古塔が大きく傾斜、倒壊の危機―陝西省西安市

Record China    2011年7月4日(月) 11時2分

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2日、陝西省西安市の古塔・万寿寺塔が大きく傾いているため、このほど鉄製の支えが設置された。万寿寺塔は約400年前に建設されたもの。雨により地盤が軟弱化したことが傾斜の要因となった。

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2011年7月2日、陝西省西安市の古塔・万寿寺塔が大きく傾いているため、このほど鉄製の支えが設置された。中国新聞網が伝えた。

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万寿寺塔は約400年前、明代に建設された。高さ22メートルの6階建て。現在は西光中学のグラウンドに位置している。2007年時点で重心が南に1.064メートルずれていたが、現在では2.64メートルとずれが大きくなっている。

支え設置の責任者である西安建築科技大学土木学院の陳平(チェン・ピン)教授によると、傾斜の原因は雨。グラウンドに土が盛られ高くなった後、塔の付近に雨が流れ込むようになったためだという。支えを設置した後は排水設備の設置、地盤の強化などの対策に取り組む予定だ。(翻訳・編集/KT)

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