<中華経済>上海VWの寧波工場計画がとん挫、新疆ウイグル自治区を勧められる―中国

Record China    2011年7月8日(金) 16時55分

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8日までに、業界関係者は、フォルクスワーゲンの合弁会社、上海大衆が計画していた寧波工場の建設プロジェクトが中止に追い込まれたと述べた。

2011年7月8日までに、業界関係者は、フォルクスワーゲンの合弁会社、上海大衆が計画していた寧波工場の建設プロジェクトが中止に追い込まれたと述べた。中国国家発展改革委員会が計画を許可せず、新疆ウイグル自治区に建設するよう求めたという。中国の各メディアが伝えた。

関係者によれば、同社は5月に寧波市政府の誘致を受け、同市郊外の慈渓市に約188万平米と約75万平米の土地の使用権を購入した。寧波への進出は、2009年に発表した南部地域のシェア拡大戦略の一環で、新工場は同社にとって6カ所目の生産拠点になるはずだった。

当局が却下した理由について業界の専門家は、「自動車産業が長江デルタや珠江デルタに集中しすぎているため」と説明。代わりに新疆ウイグル自治区を勧めたのは分布バランスを整える目的に加え、西部地域の経済発展を促し、現地のGDPを上げるためだろうと推測する。しかし西部地域の自動車需要は年間わずか15万台足らずで、物流コストも高いため、上海大衆が進出する可能性は限りなく低いと指摘している。(翻訳・編集/JX)

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