中国の出入国管理官は笑わない、表情一つで分かる「国の態度」―中国紙

Record China    2011年7月10日(日) 9時16分

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6月30日、南方週末は独紙ディー・ツァイトのジョージ・ブルーム記者のコラム「出入国管理官のみなさん、笑ってください」を掲載した。写真は海南省海口市の出入国管理所。

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2011年6月30日、南方週末は独紙ディー・ツァイトのジョージ・ブルーム記者のコラム「出入国管理官のみなさん、笑ってください」を掲載した。以下はその概要。

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中国のような伝統ある礼儀の国が、なぜ遠方から来た友人に友好的ではない態度をとるのか、前から不思議だった。一方で巨額を投じて国家イメージ向上広告なんかを制作しているにもかかわらず、外国人がまず到着する空港で「いらっしゃい」とか「こんにちは」とか言葉をかけることもできないのだ。

先日、北京空港に到着したが、出入国管理は中国人向けに9カ所あるのに、外国人には3カ所しかオープンしていなかった。外国人向けは長蛇の列なのに、中国人向けはがらがらで担当者はやることもなくぼーっとしていた。長い間待ってようやく私の番にたどりついたが、「こんにちは」と声をかけても相手は無反応だった。

旅行業を国の主力産業とするタイではまったく違う。微笑みの国とも呼ばれるタイでは出入国管理官はいつも暖かな笑顔を浮かべている。微笑むことは決して難しいことではない。だが、微笑みはその国の本当の態度を示しているように思う。外国人を歓迎しているのか、していないのかという本当の態度を。(翻訳・編集/KT)

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