Record China 2011年7月10日(日) 11時16分
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7日、作家の王錦思氏は、ブログでエントリー「『日本戦闘機が中国戦闘機に発砲』の動画は誰が作り出したのか?」を掲載した。写真は中国人民解放軍、東海艦隊の演習。
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2011年7月7日、作家の王錦思(ワン・ジンスー)氏は、ブログでエントリー「『日本戦闘機が中国戦闘機に発砲』の動画は誰が作り出したのか?」を掲載した。以下はその概要。
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「日本F-2戦闘機が東海(東シナ海)上空で中国戦闘機に発砲」というタイトルの動画が中国のネットで話題となっている。スクランブル発進した自衛隊のF-2戦闘機が中国のY-8MPA偵察機に接近。領空から離脱するよう警告するも従わなかったため、信号弾を発射したという内容だ。
この動画が話題となり、ウェブニュースでも取り上げられるほどの騒ぎとなった。これに対し、中国国防部は明らかなでっちあげとのコメントしている。なるほど、F-2戦闘機は青空を飛んでいるのに、Y-8MPAの背景は曇り空だ。
王氏はデマ情報は国家安全保障の助けになるどころか、相手に誤解を与え過剰な反応を引き出すものと批判。扇動するのではなく理性的な対応が必要だと訴えた。必要なのは動揺することなく、軍事、国防事業の強化を進め、領土を守ることだと唱えている。(翻訳・編集/KT)
●王錦思(ワン・ジンスー)
吉林省出身、北京在住のジャーナリスト。北京大学でメディア学を専攻。日中歴史問題や抗日戦争史を研究課題としている。著書に「日本行、中国更行」。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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