脳の腫瘍におかされた子どもとその母親=最後の時間綴ったマイクロブログが話題に―中国

Record China    2011年7月10日(日) 18時18分

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8日、広州日報は記事「ママのマイクロブログが記録したわが子の最後の時間=多くのネットユーザーが声援送る」を掲載した。重い病に冒された3歳の子ども。その息子との最後の日々を綴ったマイクロブログが注目を集めた。写真は薬局。

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2011年7月8日、広州日報は記事「ママのマイクロブログが記録したわが子の最後の時間=多くのネットユーザーが声援送る」を掲載した。以下はその抄訳。

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広東省仏山市順徳区在住のネットユーザー・柳さんは職業学校でダンスを教える先生。同時に3歳の息子・墨墨くん(仮名)を育てる母親でだった。今年5月、その墨墨ちゃんが脳内に悪性腫瘍ができる病気・髄芽腫におかされていることがわかった。生死にかかわる重い病気だ。

それからというもの、柳さんと墨墨くんによる病気との闘いが始まった。そして、病気のこと、墨墨くんとの暮らしなど、柳さんは毎日、マイクロブログに書き込むようになった。これが注目され、多くの人々の声援を集めたのだった。

だが、ついにその時が来てしまった。「息子の命は最後のカウントダウンを迎えました。生と死が何かさえまだ説明できないままでした……。息子よ、あなたはこれで本当の自由を得られるのよ」「息子よ、約束を守ってね。生まれ変わってもお母さんの息子になってね」、7日午後6時、柳さんはこう書き込んだ。

あきらめないで、奇跡よ起きろとネットユーザーの励ましの書き込みが集まった。翌8日午前10時は柳さんはその励ましに感謝を述べている。「すべての友人たち、助けてくださった病院のみなさん、ありがとう。息子の天国への道が穏やかなものでありますように。また1人、かわいい天使が天国に戻るんですね。愛しい息子よ、今度こそ本当に行ってしまうの?」

そして最後の報告となったのが8日午後6時半。「2011年7月8日午後6時半、墨墨は天使になりました」と柳さんは書き込んだ。息子を襲った病と闘う過程、心境をマイクロブログに書き連ねた柳さん。これを見たネットユーザーたちにも強い衝撃を与えている。(翻訳・編集/KT)

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