児童労働を行っていた工場を差し押さえ―福建省福州市

2007年1月24日、数日間にわたる秘密調査の後、福建省福州市の法律執行部門は、ある工場に対して立ち入り検査を行った。この工場は子どもを雇うための許可証を持っていないにもかかわらず、そこで働いていたのはすべてが少年工たちだった。

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レコードチャイナのカメラマンと労働監査大隊の法律執行人が作業場に入ると、1人の男の子が突然明かりを消し「仕事は終わりだ！」と叫んだ。途端に10数名の子どもたちが、一斉に仕事場を出て逃げ出した。彼らは素早く、追いかけたものの二度と探し出せなかった。

現在福州大学の機械工場内にあるこの工場は、法律に基づいて差し押さえられ、詳しい調査が行われている。