Record China 2011年7月13日(水) 6時33分
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12日までに、HSBC中国主席でエコノミストの屈宏斌氏は、中国の金融引き締め政策が今年の第3四半期期末には完全に終了するとの見方を示した。
2011年7月12日までに、HSBC中国主席でエコノミストの屈宏斌氏は、中国の金融引き締め政策が今年の第3四半期期末には完全に終了するとの見方を示した。また、今年中の更なる利上げの可能性は小さいものの、第3、第4四半期において2回の預金準備利率の引き上げがあるとみられると述べた。中国の各メディアが伝えた。
同氏の予測では、今年のインフレは6、7月にピークを迎え、プラス6〜6.5%となる。直近の豚肉の値上がりが要因で、今年の年末には4%前後に落ち着くとみられる。また、金融引き締め政策と外需の減速などの要因で、経済成長は引き続き減速し、第2四半期のGDP成長率は第1四半期の9.7%から9%前後、第3、第4四半期には9%以下に下降する。しかし、8.5%以上の成長率は維持できる見通しだ。
屈宏斌氏によると、経済成長率の減速幅は緩やかで制御可能な範囲に収まる。インフラへの投資がけん引するため「ハードランディング」の懸念はなく、消費の堅調な伸びも手伝って中国は8〜9%の経済成長を実現できる。
今年後半の株式市況について、屈宏斌氏は「A株(中国国内投資家向け株式)は少なくとも20%以上の上昇幅がある」と述べた。(翻訳・編集/JX)
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