排ガス規制で旧型タクシー5万台を廃棄へ―北京市

2007年1月24日、北京市の史捍民（シーハンミン）環境保護局長は2008年夏の北京オリンピックに向けて、日々進む大気汚染を改善するため、これまで新車に設けていた排ガス規制を、現在市内を走っている自動車の全てを規制の対象としたり、工場の市外移転を進める方針を明らかにした。

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史局長によると、北京市はこの数年で古いタクシー約5万台、バス約1万台を廃棄させる。中国は1999年以来、3回にわたって排ガス規制を強化したが、新車だけが対象だったため、それ以前の古い車は相対的に低い基準が適用されていた。