「中国より西洋がネット検閲してる」副市長の発言にバッシング―福建省アモイ市

Record China    2011年7月13日(水) 12時25分

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2011年7月9日、福建省アモイ市は「文明的なネット建設、文明的なネット利用」活動経験交流会を開催した。その際に臧傑斌(ハ副市長が発した驚くべき発言が中国ネットユーザーの話題となっている。

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2011年7月9日、福建省アモイ市は「文明的なネット建設、文明的なネット利用」活動経験交流会を開催した。その際に臧傑斌(ハン・ジエビン)副市長が発した驚くべき発言が中国ネットユーザーの話題となっている。11日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語ウェブサイトが伝えた。

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臧副市長の問題発言は動画共有サイト・新浪播客の動画で「暴露」された。臧副市長は以前、ドイツを視察した時の経験をこう伝えている。

「ドイツの一般人がネットに接続するのは、そりゃもうめちゃくちゃ大変なんです。中国の政府や新聞検閲、イデオロギー管理が厳格なことがよく批判されますけど、そんなことないですよ。西洋人のほうがイデオロギーやニューメディアをもっと厳しく管理している。なので、中国のほうが文明的で、もっともっと民主的と言えるでしょうね。みんな幸福だと思ったほうがいいですよ」。

動画はたちまち注目を集め、中国ネットユーザーの批判を浴びた。12日、人民日報社旗下の中国官制メディア・環球時報はこの問題を取り上げ、「ネット接続にはクレジット状況の審査や犯罪歴の有無がチェックされる」「児童ポルノやナチズム擁護サイトは取り締まられる」ことを紹介。臧副市長の発言は誇張されたものかもしれないが、ドイツにもネット規制はあると反論している。(翻訳・編集/KT)

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