Record China 2011年7月14日(木) 13時47分
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13日、温家宝首相訪英で総額14億ポンドに上る契約が成立したが、経済専門家の間ではドイツで成立した貿易契約の方が価値が高いとして不満の声が上がっている。写真は鄭州国際モーターショーのベンツブース。
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2011年7月13日、環球時報によると、英紙はこのほど「中国を軽視できない13億3000万の理由」と題した記事を掲載した。中国の温家宝首相が英国を訪問し、総額14億ポンド(約1780億円)に上る経済協力に関する契約が成立したが、一部の経済専門家の間ではドイツで成立した貿易契約の方が価値が高いとして不満の声が上がっているという。
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温家宝首相は、次の「5カ年計画」では国内の成長や消費拡大に注力し、中国経済のより一層の国際化を図るとした。世界最多の人口13億3000万人を擁する中国、国内外のビジネス関係者はこの人口数を見据えなければならず、それは英国の投資家も例外ではない。
中国への投資は確かにリスクを伴うかもしれないが、独メルセデス・ベンツやアウディ、BMW、ロールス・ロイスはいずれも中国への投資拡大を着実に進めており、中国で生産されている航空機にもロールス・ロイスの部品は不可欠な存在にまでなっている。ビジネスチャンスを見過ごさず、また同時にそのリスクも軽視しないことが重要であり、一夜にして成功するなどという夢物語よりも、着実な一歩が大事だと記事は指摘している。
また、中国は長期的な展望を前提とした連続的な政策を実施しているが、英国は5年ごとに、時にはさらに短い期間で政権が代わっており、長期的展望が欠けていることが問題の一つだとしている。(翻訳・編集/岡田)
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