「京滬高速鉄道の故障原因は電気系統ではない」、鉄道部の説明に電化工事業者が反論―中国

Record China    2011年7月15日(金) 16時51分

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13日、開業したばかりの京滬高速鉄道が、早くも今月10日から3回も故障。その原因に対する見解が中国鉄道部と電化工事を担当した中鉄電気化局の間で食い違っている。写真は13日、2時間半遅れで北京南駅に到着した京滬高速鉄道G114便。

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2011年7月13日、開業したばかりの北京〜上海を結ぶ京滬高速鉄道が、早くも今月10日からの4日間で3回も故障するという失態ぶりを見せている。故障の原因に対する見解も、中国鉄道部と電化工事を担当した中鉄電気化局の間で食い違ったままだ。14日付で毎日経済新聞が伝えた。

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故障が起きたのは今月10日、12日、13日の3回。その原因については中国鉄道部の王勇平(ワン・ヨンピン)報道官が14日、「電気系統の誤作動による接触不良、架線のショートなどが原因」と説明したが、電化工事を担当した中鉄電気化局は「電気系統の問題ではない。別の設備に安全性の問題が現れたため」とこれを真っ向から否定している。

結局、今のところ中国鉄道部からそれ以上の説明はなく、利用者からは「これまで一晩かかっていた区間も2〜3時間で着くようになり、すごい時代になったと喜んでいたのに。これでは興ざめだ」との声すら上がっている。京滬高速鉄道は7月1日の中国共産党創設90周年に合わせ、当初の予定を前倒しして先月30日に開業した。(翻訳・編集/NN)

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