戦闘機が飛べない、レーダーが無効化された……都市化の進展が人民解放軍を脅かす―中国

Record China    2011年7月17日(日) 12時13分

拡大

11日、ロイターは記事「都市拡張が中国の軍事基地の脅威となっている」を掲載した。高層建築が戦闘機の離着陸ルートを封鎖するなど、多くの問題が起きている。写真は人民解放軍の演習。

(1 / 4 枚)

2011年7月11日、ロイターは記事「都市拡張が中国の軍事基地の脅威となっている」を掲載した。以下はその抄訳。

その他の写真

中国各地の都市は今、急速にその規模を拡大させつつある。そのあおりを食っているのが人民解放軍の基地。もともとは都市中心部から離れた郊外にあったはずが、都市のほうが迫ってきている。勝手に敷設された道路が部隊駐屯地の真ん中を横切っている、新築の高層マンションにより空軍機の運用に支障をきたした事例などもあるという。

11年度全国軍事施設保護執法検査組組長、総参作戦部副部長の孟国平(モン・グゥオピン)氏はきわめて大きな影響があると認め、作戦能力をほぼ喪失した基地もあると嘆いた。鄭州では複数の高層建築が空軍機の離着陸ルートを閉鎖。広西チワン族自治区では違法に建てられた高層建築により、レーダーの探査範囲が60%にまで減少したという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携