2011年7月16日、経済観察報は中国富裕層の海外旅行での「浪費」をとりあげた。

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経済成長著しい中国。中国人富裕層は今や世界の観光地のお得意様となっている。中国富裕層がひとたび欧州に旅行すれば、大金をばらまいてショッピングに明け暮れる。カタールテレビ局・アルジャジーラは15日、こうした状況を紹介し、「内需拡大を目指す中国政府にとっては頭が痛い状況だ」と論評した。

そうした状況で「外国人にチャイナマネーを稼がせるな」と呼びかけたのが経済観察報。中国人富裕層の海外での「浪費」で、中国は500億ドル（約3兆9500億円）の収入を失ったと分析している。そのためには国内でのブランド品価格を引き下げることが必要だとして、贅沢品に対する輸入関税を引き下げるよう政府に求めている。（翻訳・編集/KT）