故アニタ・ムイ遺産争い消えず!敗訴の実母が不満=繁華街でビラ配り―香港

Record China    2011年7月19日(火) 11時42分

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18日、香港トップスターだった故アニタ・ムイの母と兄が、遺産相続裁判の敗訴を不服として抗議活動を行った。

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2011年7月18日、香港トップスターだった故アニタ・ムイ(梅艶芳)の母と兄が、遺産相続裁判の敗訴を不服として抗議活動を行った。騰訊娯楽網が伝えた。

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歌手・女優として活躍したアニタ・ムイは03年、子宮頸がんのため40歳の若さで他界。アニタが遺書に記載した内容では、遺産で基金を設立したのち、その中から実母の覃美金さんに毎月7万香港ドル(約73万円)の生活費を渡すこと、甥や姪の進学資金を供出することを希望している。実母の死後は、残額すべてを仏教団体に寄付するよう指示していた。

しかし、生活費だけを毎月定額で受け取ることを不服とした覃美金さんは04年、遺産のすべてを受け取るべく裁判を起こし、その経過はたびたびトップニュースになっていた。しかし約7年を経た今年5月9日、香港の裁判所は上告を棄却し、覃美金さんの敗訴が確定している。

18日、敗訴を不服とした覃美金さんとアニタの実兄・梅啓明さんが、香港の繁華街・セントラル(中環)に現れ、横断幕を掲げて不満を訴えた。『世紀の大ペテン裁判』と書かれたビラを通行人に配り、自らの正当な立場を訴えた。

香港メディアによると、アニタが遺した所有ビル3棟が、このところ一気に価格高騰しているとのこと。これに焦った覃美金さんが行動を起こしたのでは?と伝えている。(翻訳・編集/Mathilda

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