中国高速鉄道の失態ぶり、日韓ほか各国メディアの「面白ネタ」に―中国紙

Record China    2011年7月19日(火) 14時46分

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16日、中国高速鉄道の相次ぐ失態ぶりが各国メディアに「楽しい話題」を提供している、と中国紙が報じた。写真は8日、京滬高速鉄道の山東省棗荘区間を走る「和諧号」。

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2011年7月16日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」は、中国高速鉄道の相次ぐ失態ぶりが各国メディアに「楽しい話題」を提供していると報じた。以下はその内容。

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「中国の高速鉄道がまた問題を起こした!」―。先月30日に開業した北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道の相次ぐ失態に国内世論の批判はもとより、海外メディアまでもがその醜態を面白おかしく報道。韓国メディアは「故障鉄道」、日本メディアも「パクリ新幹線」とあざ笑っている。これに比べ、欧米メディアは事実を淡々と報じる姿勢が強く、「中国の高速鉄道は空前の嘲笑を受けているが、必ずや中国を変える力となっていくだろう」と報じている。

米ボストン・グローブ紙の「中国の高速鉄道は宇宙計画と並び称される国の威信をかけた一大プロジェクト。経済の発展ぶりと技術力を示す狙いだったのが、逆に多くの非難を浴びる結果となってしまった」というのが欧米メディアの大方の見方だ。これに対し、中国高速鉄道の故障に最も「関心」を寄せているのが、隣国である日本と韓国。朝鮮日報は「故障鉄道」、東亜日報は「相次ぐ故障―中国高速鉄道の恥辱」、国民日報は「世界最高レベルのはずが雨と風で停まってしまうとは」と皮肉たっぷりだ。

だが、これ以上に高らかな笑い声をあげているのが日本メディアである。「パクリ版新幹線が早くも故障」「4日で3回も故障というレベルで特許申請?事故回数の多さの特許では?」と報道。ネット掲示板も「独自技術ではないから事故が起きて当然」「中国高速鉄道に乗る時は命がけ」といった論調が占めている。さらに大手ポータルサイトのニュース欄には「いつ大事故が起きるのか?」と期待に満ちたコメントまで書き込まれていた。(翻訳・編集/NN)

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