昨年の中国企業によるM&A取引額が世界2位に―中国メディア

Record China    2011年7月20日(水) 19時5分

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17日、中国企業による昨年のM&A件数は2556件、公開された取引額は1696億4300万ドル(約13兆4200億円)に上り、世界2位だったことがわかった。写真は昨年3月、中国の自動車メーカー、吉利(ジーリー)がボルボ買収後、初めて開いたメディア発表会。

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2011年7月17日、中国企業による2010年のM&A(企業合併・買収)件数は2556件、公開された取引額は1696億4300万ドル(約13兆4200億円)に上り、世界2位だったことがわかった。中国新聞網が伝えた。

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中国企業聯合会と中国企業家協会で会長を務める王忠禹(ワン・ジョンユー)氏が北京で開催された「全国企業文化年度大会(2011)」で明らかにした。それによると、M&Aの対外直接投資に占める割合は80%以上。エネルギー産業の取引額が最も多く、232億200万ドル、182件に上った。うち中国石油化学、中国石油天然気、中国海洋石油を代表とするエネルギー企業による海外でのM&Aが加速し、公開された取引額の上位10件のうち、半数を占めた。

王会長によれば、中国企業による海外でのM&Aは増加の一途をたどっているが、成功率は低く、70%が失敗に終わっている。その主な原因は企業間の価値観や経営理念の食い違いなど文化的な面での隔たりで、こうした要素は成功率を上げるための重要な課題になると指摘された。(翻訳・編集/岡田)

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