Record China 2011年7月22日(金) 14時37分
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21日、台湾国防部は中国の軍事力は台湾の10倍、軍事費は21倍に上ると発表。少数精鋭の強固な軍隊を備えていく方針を明らかにした。写真は中国人民解放軍。
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2011年7月21 日、新華網によると、台湾国防部は19日に行った記者会見で、2011年国防報告書を公布し、その内容について、中国の軍事力は台湾の10倍、軍事費は21倍に上り、台湾は非常に厳しい状態に置かれていると述べた。
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報告書によると、中国軍は2020年を目標に、国産の空母とステルス機を完成させるほか、衛星測位システム「北斗」を打ち上げることにより長期にわたる米国GPSへの依存からの脱却と、長距離ミサイルの照準精度向上を目指している。中国軍の兵力が約230万人なのに対し、台湾軍はわずか27万人。弾道ミサイル、潜水艦、無人航空機などを備える中国軍は、軍備の面でも台湾をはるかに上回っている。
両政府の努力の結果、最近の中台関係は安定してきてはいるものの、軍事的緊張が緩和する兆しはない。
台湾は今後、中国の膨大な予算で築き上げた強固な軍隊をもってしても、対戦相手にはしたくないと思わせるような、少数精鋭の強固な軍隊を備えることを方針としている。(翻訳・編集/AN)
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