Record China 2011年7月24日(日) 4時4分
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21日、悠久の中国史を再評価しようとする動きが目立つが、民主主義など西洋の文化はすべて否定するという考えには批判的な声も上がっている。写真は07年3月、北京のイベントに出展された村田製作所のロボット・ムラタセイサク君。
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2011年7月21日、鳳凰ブログに「中国人の自信はどこからもたらされるべきなのか」と題した記事が掲載された。孔子や儒教のブームが起きたり、あるいは古代の民族衣装・漢服の人気が高まるなど、悠久の中国史を再評価しようとする動きが目立つ。それは「民主主義など西洋の文化は中国には必要ない」といった考えにも結びつきかねない動きであり、批判する声も上がっている。以下はその概要。
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中国人は過去の偉大な歴史を自分たちの自信に変えようとしているが、では現在を生きる自分たちに誇るべきものはないのだろうか。この点では日本人がすばらしいモデルとなる。日本にはギリシャ文明のような伝統はない。だが彼らは現在の発展を、すばらしい科学技術を誇りとしている。
現代の日本人の自信は、明治時代の脱亜入欧から始まった。自分たちの歴史と文化を大きく変革させる勇気こそが自信の源になったのだ。中国も日本を見習わなければならない。「民主主義など西洋の文化は、古代中国にも存在していた」「西洋文明を学べば、中国人の自信は失われる」「中国には中国固有の道がある。西洋文明など要らない」といった考えではなく、西洋のものも受け入れ、改良し発展させていく自分たちに自信を持つべきだ。(翻訳・編集/KT)
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