ユニバーシアード開催で、住民に強制外出令と5時間の照明点灯令―広東省深セン市

Record China    2011年7月23日(土) 21時27分

拡大

22日、ユニバーシアード開会式当日の対応として、周辺住民に対し家を無人にすること、照明を点けたままにすることなどの通達を出したことについて、深セン市市長は安全確保のために必要不可欠な対応と述べた。写真は開会式会場周辺に設置されたロゴやマスコット。

(1 / 4 枚)

2011年7月22日、中国のスポーツニュースサイト・網易体育は、広東省深セン市で8月に開催予定の夏季ユニバーシアードの開会式当日の対応について、6月に周辺住民に対し、家を無人にすること、その間(5時間)、家の照明は点けたままにすることなどの通達が出されていたと伝えた。

その他の写真

通達によると、希望に応じて住民は政府のアクティビティーに参加することも可能。家にとどまることを強く希望する住民には、政府が派遣する保安員が出向き、開会式の間中、付き添うことになる。

これに対し、本大会では省エネLEDや新素材の断熱材などの採用、水のリサイクルを行うなど、緑化とマイナス・エミッションを提唱しているのにも関わらず、周辺住民に照明を点けたままにすることを強制するのはおかしいと反発する声が上がっている。

許勤(シュー・チン)深セン市市長は、周辺住民への依頼事項については、大規模なスポーツイベントの開催に際し、安全確保のために必要不可欠な対応の一部であり、市としても住民の負担と日常生活への影響をなるべく最小にとどめるよう努力していると述べている。(翻訳・編集/AN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携