中国企業が北方領土の光回線敷設工事を受注、5月着工へ―中国メディア

Record China    2018年1月17日(水) 12時20分

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17日、中国メディアの環球時報が、ロシアメディアの報道を引用し、中国通信大手のファーウェイ(華為)が北方領土での光回線敷設に参画すると伝えた。写真は北方領土。

2018年1月17日、中国メディアの環球時報が、ロシアメディアの報道を引用し、中国通信大手のファーウェイ(華為)が北方領土での光回線敷設に参画すると伝えた。

報道によると、ロシアの通信企業・ロステレコムは15日、サハリンと北方領土の択捉、国後、色丹の3島を結ぶ光ファイバー回線の海底敷設に、中国の通信企業・ファーウェイを選定した。工事は5月に着工し、建設計画はすでにプーチン大統領へ報告されたという。

記事は北方領土について、「日本とロシアが主権をめぐって争っている地域」と紹介。「ファーウェイはフィンランドノキアとの競争の末、受注を獲得した」と伝えている。

日本政府は、第三国が北方領土へ投資することは、ロシアの主権を認めることになるため、反対の姿勢を示している。今のところ、この件について日本政府関係者からの反応はないという。

記事によると、この光ファイバー回線の敷設距離は全長765キロで、完成すれば現地の通信ネットワーク環境が改善されることになる。敷設工事予算は33億ルーブル(約65億円)。(翻訳・編集/山中)

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