<高速鉄道脱線事故>中国はいま産みの苦しみを味わっている―中国紙

Record China    2011年7月26日(火) 13時14分

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25日、環球時報は社説で、中国鉄道部は世論の批判を真摯に受け止め、今回の事故を教訓により一層の努力をする必要があると説いた。写真は24日、中国鉄道部が開いた事故についての記者会見。

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2011年7月25日、環球時報は社説「高速鉄道は中国が経験すべき試練」を掲載した。中国鉄道部は24日、前日発生した高速鉄道追突事故について謝罪を行ったが、「乗客は実験道具ではない」などといった世論の批判は依然激しく、中国鉄道は非常に厳しい局面に立たされている。

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中国の高速鉄道導入は、長期にわたり発展のなかった「緊張の緩んだ」中国鉄道事業の中で、唯一「世界一流」の指標を掲げ、新しい技術への挑戦を試みたものだった。中国の公共交通機関の平均事故発生率は先進国に比べて高く、その管理能力はいまだ欧米や日本のレベルには達していない。その事実がさらに中国の挑戦を困難かつ危険なものにしてきた。世界最先端の高速鉄道の導入に当たり、同時に世界一流の管理能力が必要になるということを、鉄道部はしっかりと認識、実行するべきだった。

鉄道部は世論の批判を真摯に受け止め、今回の事故を教訓に再発防止に尽力するとともに、安全な鉄道運行のためにより一層の努力をする必要がある。(翻訳・編集/AN)

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