<高速鉄道脱線事故>ミニブログなどネットが大きな役割―中国

Record China    2011年7月28日(木) 14時6分

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26日、浙江省温州市で23日に発生した高速列車追突事故で、ミニブログなどのインターネットサービスが大きな役割を果たしたことが分かった。写真は25日、温州市の広場で献血する約2000人の市民。

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2011年7月26日、シンガポール華字紙・聯合早報は、浙江省温州市で23日に発生した高速列車追突事故で、ミニブログなどのインターネットサービスが大きな役割を果たしたと報じた。

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事故が起きた午後20時27分ごろ、近隣に住んでいるあるネットユーザーは異様な様子に気づき、携帯電話で停車する寸前の列車を撮影してミニブログで「暴風雨で高速列車に何か起きたのかもしれない」とつぶやいた。

事故発生後、車内に閉じ込められたある乗客は脱線したことを列車の中からミニブログで伝えるとともに、「場所は温州南駅にほど近く、車内に子どもの泣き声がしている。車掌も誰も来ない。早く助けてほしい」と救助を求めた。この乗客は2時間後に救出されたが、その間にミニブログでの“つぶやき”は9万回も転送された。

また、事故で温州市の輸血用血液が底を突きかけたが、そのことがミニブログで知らされると、夜間にもかかわらず多くの人が市の血液センターへ輸血に訪れた。

ネット上の情報には不確かなものも多いが、このような深刻な事態の際にインターネットが重要な役割を果たしたことが注目される。(翻訳・編集/岡田)

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