Record China 2018年1月17日(水) 17時50分
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16日、平昌五輪を控え韓国と北朝鮮との南北対話が再開したことについて、中国の王毅外相は朝鮮半島情勢の緊張緩和に向けた動きを歓迎した一方で、「破壊者」の出現に警戒感を示した。写真は王外相。
2018年1月16日、米華字メディアの多維新聞は、平昌五輪を控え再開した韓国と北朝鮮との南北対話に関連し、中国の王毅(ワン・イー)外相が朝鮮半島情勢の緊張緩和に向けた動きを歓迎した一方で、「破壊者」の出現に警戒感を示したと伝えている。
アフリカ4カ国を歴訪している王外相は16日、サントメ・プリンシペの首都サントメで香港のテレビ局の取材に応じ、最近の朝鮮半島情勢について「コップに水を入れ始めたようなものだ。満たされていないという人もいるが、ないよりマシだと考える人もいる。朝鮮半島情勢も同じで、緩和は緊張に勝り、対話は対抗に勝る」「朝鮮半島情勢には現在、緩和という得難い局面が現れている。これを大切にすべきだ」などと述べ、緊張緩和への動きを歓迎する意向を示した。
一方で、王外相は「歴史が教えてくれている。朝鮮半島情勢が緩和に向かう時はいつも、邪魔や故意の逆行が現れる。今は関係国の誠意が試されている時だ。国際社会は目を開いて、誰が朝鮮半島の核問題を平和的に解決する本当の『推進者』になっているか、誰が情勢を再び緊張させる『破壊者』になるのかを、見なければならない」とも述べた。(翻訳・編集/柳川)
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