地下鉄が運行中に逆送、信号システムにトラブル―上海市

Record China    2011年7月30日(土) 12時49分

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28日、上海の地下鉄10号線で列車が線路を間違えるという事故が起きた。ラッシュ時にもかかわらず、列車制御システムのアップグレードを敢行。トラブルを起こしてしまったという。写真は上海の地下鉄10号線。19日にもガラスが割れる事故が起きた。

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2011年7月28日、上海の地下鉄10号線で列車が線路を間違えるという事故が起きた。29日付で中国新聞社が伝えた。

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28日午後7時6分(日本時間同8時6分)、帰宅ラッシュのピーク中に事故は起きた。発表によると、列車制御システム(CBTC)のアップグレード作業中にトラブルが発生し、データが正常に流れなかった。別の列車宛に送られたはずの信号が誤配信されたことにより、別のルートに迷い込んでしまったという。

乗客は次の駅で全員無事に下車し、死傷者が出る惨事にはならなかった。上海地下鉄はマイクロブログで謝罪、原因究明に努めると約束しているが、そもそもラッシュ時にシステムのアップグレードをする必要があったのか、疑問視する声も上がっている。(翻訳・編集/KT)

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