Record China 2007年1月26日(金) 12時14分
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「青磁曙光―蕭山原始青瓷展」では、その歴史を始めたばかりの原始的な磁器を見ることができる。つややかな釉薬で知られる青磁だが、初期の頃のものはまるで素焼きのようだ。
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2007年1月25日、浙江省杭州市の浙江博物館で、「青磁曙光―蕭山原始青瓷展」がスタートし、商代(紀元前16世紀頃〜前11世紀)から前漢(前202〜後8年)までの素晴らしい青磁作品82点が展示されている。
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今回の展示品は、最近同市の蕭山区で発掘・収集された1200点の磁器の中から選ばれたものが中心だという。
蕭山は中国磁器の発祥地のひとつ。考古学者によると、ここでは春秋時代(前771〜403年頃)中期から原始磁器が作られ始め、以降戦国、前漢へと引き継がれていったという。後漢中期から青磁器の製作技術の熟練度が増したが、南北朝時代(439〜589年)には衰退した。このように始まりから終わりまでの間に、1300年という長い歴史がある。
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