正月に福をもたらす100匹のブタの彫刻―福建省厦門市

2007年1月24日、福建省厦門（あもい）市の彫刻家・陳敬忠さんが自らのアトリエで、新年を祝う彫刻作品「一団和気」に仕上げの色を塗っている。この作品はピンク色のかわいい笑顔のブタ約100匹で構成されている。ブタはいろいろな姿や表情に作られ、愛らしく楽しげな感じだ。これらの彫刻は今年の旧正月期間中、白鷺洲撮影家広場にて展示される予定。

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彫刻の素材は強化プラスチックで、固くて頑丈、手触りもよく、上に座ることもできるという。展示されれば、市民にとって格好の憩いの場となるに違いない。陳敬忠さんはこう話している。「普通の彫刻は記念的な意味合いが強すぎたり、抽象的であり過ぎたりするので、人々に親しまれにくいと思います。その点、この子ブタの彫刻は擬人化された表情で、童話のような色づかいで楽しめます。お正月の雰囲気にぴったりです」。