日本の防衛白書に「無責任な論評、強い不満を表明する」―中国外交部

Record China    2011年8月4日(木) 14時26分

拡大

3日、中国外交部の馬朝旭報道官は、日本の2011年版防衛白書について「中国の国防建設に対する無責任な論評。中国側は強い不満を表明する」と述べた。写真は7月、山東省済南軍区で行われた総合訓練。

(1 / 4 枚)

2011年8月3日、中国外交部の馬朝旭(マー・チャオシュー)報道官は、日本の2011年版防衛白書について「中国の国防建設に対する無責任な論評。中国側は強い不満を表明する」と述べた。4日付で中国新聞網が伝えた。

その他の写真

馬報道官は、日本政府が2日に発表した2011年版防衛白書について、記者から「中国に関する消極的な内容が再び盛り込まれたこと」について質問を受けると、「中国の国防建設に対する無責任な論評。中国側は強い不満を表明する」と答えた。

また、「中国は一貫して平和発展の道を歩んでおり、隣国との良好な関係も保っている。対話を通じた問題解決を心掛け、アジアの調和、世界の調和の建設に尽力している。中国の発展は日本を含む世界各国に重要なチャンスを与えるもの。過去もそうだが、今後もいかなる国にも脅威を与えるものではない」と述べた。

さらに、「中国の国防強化と軍の近代化は完全に自国の主権と安全、領土の完全性を守るためのもので、いかなる国も標的にしていない。日本は歴史をかがみとし、真剣に自らの防衛政策を反省することを望む。隣国との信頼を増幅させ、地域の平和と安定を保つための努力をし、反対のことはしないよう希望する」と強調した。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携