米国債格下げによる被害額は中国が世界最大、との指摘も―中国

Record China    2011年8月8日(月) 19時35分

拡大

5日、米大手格付会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、米国債の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げた。米国債の格下げは史上初。市場にどのような影響が生じるのか、世界的な注目を集めている。資料写真。

(1 / 4 枚)

2011年8月5日、米大手格付会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、米国債の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げた。米国債の格下げは史上初。市場にどのような影響が生じるのか、世界的な注目を集めている。

その他の写真

7日付重慶晩報は格下げ問題について、世界各国の中でも中国の損失が最多となる可能性を指摘している。世界一の外貨準備高を有する中国は、米国債の保有高でも世界一。その金額は5月時点で1兆1600億ドル(90兆6000億円)に達している。その被害額も世界一になる可能性が考えられる。

専門家からは、中国の利益を守るために政府は対策を取るべきとの声が上がっている。人民元レート上昇を防ぐため今後もドル資産を買い続けなければいけないことを考えると、シンガポールが発行しているような、インフレ率に連動して利率を変動させるような新型米国債の発行を求めるべきとあるエコノミストは主張した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携