2011年8月6日、中国江蘇省鎮江市の有名レストランが体長5メートル80センチ、体重1770キロの巨大ジンベエザを約10万元（約120万円）で買い取った。ところが、あまりの大きさに店側はその扱いにかなり四苦八苦したようだ。7日付で中国新聞網が伝えた。

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巨大ジンベエザメを買い取ったのは地元では有名な海鮮レストラン「湾仔碼頭大酒店」。新鮮な食材を確保するため普段から地元漁師とマメに連絡を取り合っていることが奏功し、この日、めったに見られない巨大ジンベエザメが水揚げされたとの情報をキャッチ、すぐさま買い取りの意思を告げた。

ところが、港からレストランまで運ぶのが一苦労だった。約5時間かけてようやく鎮江に到着。レストランの入口までは何とかたどり着いたものの、結局、そこから店内に運び込むのにさらに1時間半もかかった。有名レストランのてんやわんやに何事かと野次馬もぞろぞろ。

食材として仕入れられた巨大ジンベエザメ。店側はすぐに解体したかったが、数十人いるコックの誰1人として「自分がやります」と手を挙げない。困ったオーナーは結局、プロの解体業者に頼むことにした。こうして、無事解体された巨大ジンベエザメはすぐさま冷蔵庫に保存されたのだとか。（翻訳・編集/NN）