<レコチャ広場>ベトナムの潜水艦、中国初の空母の最大の脅威に?

Record China    2011年8月10日(水) 8時27分

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8日、南シナ海の領有権をめぐる中国とベトナムの争いが激化する中、中国人ブロガー・馮善智氏による「ベトナムの潜水艦が南シナ海における中国空母の最大の脅威になる?」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は中国初の空母。

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2011年8月8日、南シナ海の領有権をめぐる中国とベトナムの争いが激化する中、中国人ブロガー・馮善智(フォン・シャンチー)氏による「ベトナムの潜水艦が南シナ海における中国空母の最大の脅威になる?」と題した記事が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載された。以下はその内容。

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ベトナムのフン・クアン・タイン国防相は4日、同国が5〜6年以内に最新鋭のキロ型潜水艦(636型)6隻を導入すると発表。その理由は「ベトナム領土の完全性と国家の安全を守るため」であり、他国を威嚇するつもりはないと強調した。

だが、タイン国防相がいくら「自衛」のためだと言っても、中国の軍事専門家の間では潜水艦は攻撃性のある武器であり、空母など大型艦に対しても十分に威嚇することができるとの見方が広がっている。

中国初の空母がここ数日、試験航行をしている。この空母の配属先は100%、南シナ海になるはずだ。これが実現すれば、中国の優勢は絶対的になる。制空権も制海権も中国がしっかりと掌握することになるだろう。

その時、東南アジア各国は南シナ海における利益を守るため、中国初の空母の戦力がどうであれ、対抗策を打ち出さなければならなくなる。今回、ベトナムが潜水艦の導入を高らかに宣言したのも、中国初の空母に対抗するためであることは間違いない。

中国初の空母は旧ソ連の「ワリャーグ」を改造した中古品だ。だが、採用されたのは蒸気タービンで、常に燃料補給をしなければならず、航続時間は短い。しかも、空母艦載機はスキージャンプ式飛行甲板を採用しており、大型のレーダー哨戒機や給油機は離発着できない。

これに加え、中国の空母技術には大きな欠陥があるため、「ワリャーグ」の作戦能力は他の空母と比べ、格段に低い。これが南シナ海に配属されれば、東南アジア各国に大きな戦略的抑止を及ぼすかもしれないが、ベトナムやフィリピンなどの行動までは阻止できないだろう。(翻訳・編集/NN)

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