Record China 2011年8月12日(金) 11時46分
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11日、中国初の空母にとって脅威になるとみられる「雄風3型」対艦ミサイルを台湾が発表し、注目が集まっている。写真は中国の空母。
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2011年8月10日、旧ソ連製の空母「ワリャーグ」が中国で改修され、試験航行を開始した。同時に、台湾では11日から台北国際航太曁国防工業展が始まったが、中国の空母にとって脅威となる「雄風3型」対艦ミサイルが発表され、注目が集まっている。米華字サイト・多維新聞が伝えた。
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新華社によると、中国初の空母が試験航行を開始したが、期間は短く、港に戻ってからは再び改修と測定・試験が行われる見込みだという。遼寧海事局の発した航行警報から推測すると、試験航行の期間は5日間になるとみられている。
台北で開催中の国防工業展の展示会場のバックボードには雄風3型ミサイルがワリャーグそっくりの空母とともに描かれているほか、「空母キラー」という文字も大きくあしらわれており、明らかに意識していることが見て取れる。同ミサイルの開発に当たっている台湾の中山科学研究院・姜武英(ジアン・ウーイン)氏は、雄風1、2型に続く3型は台湾が自主開発したもので、速度も貫通力も極めて高く、実験では大型艦船に対しても十分な破壊力を持っているとしている。
国民党立法委員の林郁方(リン・ユーファン)氏も、台湾では中国の空母所有をにらんだ対応が早い段階から進められていることを明かし、米国製ハープーン対艦ミサイルも2015年までに配備する予定だという。(翻訳・編集/岡田)
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