中国の著しい発展とその勢いを世界に知らしめるかのように急速に敷設が進む高速鉄道で、事故が多発している。先月23日、中国・浙江省温州市で高速鉄道の列車が追突・脱線して高架橋から転落した事故では死傷者200人超を出した。以降、高速鉄道は建設でも運行速度でも“減速”傾向が続いている。

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レコードチャイナ編集部では、中国高速鉄道脱線事故について以下4つの質問を投げ掛け、2011年7月25日〜8月11日の期間に3万6316人の回答を得た。集計結果は以下の通り。事故は中国のイメージ全体に負の影響を及ぼしたことが回答からも見てとれる。

■高速鉄道脱線事故は中国製品の質の悪さを印象づけましたか？

はい―92．7％

いいえ―1．9％

どちらとも言えない―5．4％

■中国の高速鉄道は海外メーカー技術のパクリだと思いますか？

はい―94．2％

いいえ―1．5％

どちらとも言えない―4．3％

■中国に行く機会があれば高速鉄道を利用しますか？

利用する―4．7％

中国には行かない―40．7％

中国に行ったとしても利用しない―54．5％

■中国高速鉄道の改善すべき点は？

設計・製造―8．6％

管理体制―41．1％

海外の専門家に指導してもらうべき―50．3％

◆レコチャのアンケートとは：08年から実施。中国に関連した時事的なテーマについてインターネットのレコードチャイナのサイト上で投票を受け付けている。実施ペースおよび投票期間は不定。特定の回答者による不正回答を防ぎできるだけ公正な結果を導くため、有効回答は1人1回までに制限。11年8月現在「韓流偏重問題」について投票を受け付け中。（Record China）