高速鉄道メーカー、相次ぐ故障で車両リコールを発表―中国

Record China    2011年8月12日(金) 19時57分

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11日、北京−上海間の高速鉄道で故障が多発していることを受け、製造元の中国北車は「CRH380BL」型車両54編成をリコールすると発表した。写真は「CRH380BL」型車両。

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2011年8月11日、北京−上海間の高速鉄道で故障が多発していることを受け、中国鉄道車両大手、中国北車は同社がドイツ・シーメンス社の技術を基に開発した車両「CRH380BL」型54編成をリコールすると発表した。新華社通信が伝えた。

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6月30日の開業以来、パンタグラフや車軸の温度センサーの誤作動など故障が相次ぎ、鉄道部から車両の新規出荷停止を命じられていたが、投入済みの車両54編成についても安全上の懸念から回収・修理することを決定した。これを受け、同区間では16日から運行本数が現行の1日88往復から66往復に減少する。

同社によると、同型車両の故障原因は70%が供給部品の品質問題にある。北京−上海間ではこれまで38件の故障が発生しているが、うち37件が中国北車の車両だという。(翻訳・編集/TH)

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