未来の世界第2位、杭州湾大橋の橋塔が完成―浙江省寧波市

2007年1月26日、浙江省寧波市の杭州湾海上大橋の、高さは202mの橋塔（きょうとう）が完成した。この橋は斜張橋で、この橋塔から長さ318m、3000tの鋼製のケーブルで橋げたを吊ることになる。橋塔はこの橋の建設の要となる重要な工事であった。

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この日までに杭州湾海上大橋の工事は、70％近くを完成させるべき工期で、作業量80％を終了し、建設計画目標を達成したという。今後行われる工事は鋼の梁をかけわたすことで、今年の6月末までに完了する予定だ。

杭州湾海上大橋は2004年6月8日に起工式が行われ、2008年に竣工予定。完成すると全長36km、アメリカのポンチャートレイン湖コーズウェイ（38．4km）に次ぐ世界第2の橋となる。また海上を通る橋としては世界一となる。これにより上海市から寧波市への路程が320km短縮され、大きな役割を果たすものと期待されている。